全く別の場所、別の状況で、それぞれ別の人から立て続けにそっくりおんなじ話を聞かされたりして、不思議な気分を味わうことがあります。くだんの話し手たちの間に何らのつながりも無さそうだったりすると、なにか地球とか宇宙規模の力が働くタイミングのようなものがあって、私たちの思考や行動に傾向性を持たせてるのか？などと、つい途方もないことを考えたくなります。

最近私が続けざまに耳にしたのは、ペットを「こんなことくらいで動物病院に連れてきてもいいのかなと思いまして」といった内容の話。

要するに、飼い主さんからみたペットの状態が「万人が納得する重病そうな感じ」ではないのだが、しかしいつもとはどうも様子が違うし、そのことがずっと気になっているような場合に、どうしたら良いのか迷うんですよねぇ～というもの。

そこは飼い主さんが迷うところじゃないでしょう？と反射的に突っ込みたくなりますが、私が質問者の真意を正しく理解しているのかどうかは、ちゃんと確かめなくてはなりません。

 

「こんなことくらいで連れて来て良いものかどうか…」（２）につづく