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「AIに『人生相談』をするとどうなるか?③」を掲載

「院長ブログ」「あおぞら講話」に、「AIに『人生相談』をするとどうなるか?③」を掲載しました。

臨床獣医師が状況の改善のために行う助言の価値は、①内容に実効性が有るか?、②飼い主さんに受け入れ可能なものか?、③動物の利益に適うものであるか、といった切り口で整理可能である場合が多いと思われます。

①は獣医師の学識、見識、経験に大きく依存するでしょうから、獣医師一人の努力で改善や向上が見込めます。

②は獣医師と飼い主さんとの関係性に大きく依存しそうなので、少し複雑の度が増す印象です。

③はヒトの社会学が扱う領域よりさらにまた「外側」を窺う感じなので、獣医師にも飼い主さんにも、倫理や哲学を問うて来かねず、相当手ごわいものとなりましょう。

こんな大変な作業を、平素これといった付き合いがある訳でもない他人と一緒にやろうというのですから、これはお互いに相応の努力で協力しないと、まずもって望むような出口にはたどり着けないだろうなと見えて参りますが、果たしてそれにふさわしい対話が診察室でなされているかどうか。獣医師がそのような場を構築できているかどうか。

まさに臨床は生涯勉強と教わってきた所以の一角を為す視座です。