あおぞら診療日記「モカちゃん」
モカちゃんには幼少期から膝蓋骨が脱臼しやすい症状がありました。安易なインプラント方式は論外としても、従来、治療は外科的な整復固定が一般的でした。ただ後肢全体の湾曲が是正されない以上、「負荷の付け回し」となる術式に頼らざる 続きを読む →
漢方・鍼灸・ホリスティック・中医学・宮城県岩沼市・0223-24-0672
診療日記
モカちゃんには幼少期から膝蓋骨が脱臼しやすい症状がありました。安易なインプラント方式は論外としても、従来、治療は外科的な整復固定が一般的でした。ただ後肢全体の湾曲が是正されない以上、「負荷の付け回し」となる術式に頼らざる 続きを読む →
マロンくんには重度の気管虚脱の持病があり、一晩中眠れないほどの咳に悩みました。中等度以上の同病では、発咳の制御に副腎皮質ホルモン剤の長期反復投与や、最終的には気管内ステント留置術の検討を迫られる例も少なくありません。残念 続きを読む →
零くんはある日突然後肢が麻痺し、完全に脱力状態となりました。尾を動かすことも立つことも全く出来ませんでした。病状や検査結果から暫定診断を下した上で、従来から行われてきた外科的な介入を行うか、内科的な保存治療を開始するかに 続きを読む →
フクちゃんは若齢期から犬アトピー性皮膚炎様の掻痒症に悩まされていました。飼い主さんの強い希望により、当院ではステロイド剤を含む免疫抑制的な薬剤を使用しない治療を目指しました。広範な発赤と自傷を伴う皮膚炎の管理は難航するこ 続きを読む →
クマ五郎くんは生まれつき関節に障害があり、7歳のころ大きな手術を経験しました。それだけでも大変なのに、その後も数回(決して大げさではなく)死の淵をさまようような病気に見舞われ、そのたびに不死鳥の如く立ち直ってきました。 続きを読む →