あおぞら動物医院

漢方・中獣医学・宮城県岩沼市・0223-24-0672
Archive for the ‘あおぞら診療日記’ Category

ハナコちゃんが事故による外傷で担ぎ込まれてきたのは5年以上前の真冬の朝。肢端のケガが痛々しかったのとは別に、体中のいたるところに皮膚病変があり、特に顔において顕著でしたので、これも併せて治療することになりました。 肢端の…

  いつも穏やかなチョコくんが胃腸症状を訴えて当院へやって来たのは師走。ときどき皮膚や耳のトラブルで治療歴はあったものの、胃腸障害の既往はほとんどなく、飼い主さんにも原因に心当たりがないと聞けば、これはちょっと…

福太郎くんはいつも元気で大きな病気をしたこともない健康優良児。とはいえ、世間のワンちゃんが一様に抱える小さなトラブルに、福太郎くんだけが全く見舞われないという訳にも行きません。そこを何とか回避したい飼い主さんは、たとえば…

        外形的にはとても元気なロタくんですが、定期健診で顕著な低タンパク血症が明らかになりました。低タンパク血症の原因には様々な病態が存在し得ますが、いずれの場合も腫瘍を含…

鈴ちゃんは三年ちょっと前、血尿を伴う膀胱炎様の症状に見舞われました。西洋医学的な定石に従った抗菌薬を主軸とする治療の結果、ほどなく回復しました。ただ、検尿所見においては潜血と尿のアルカリ化が継続し、尿サンプル中に鏡検的な…

ポコちゃんとの初対面は衝撃的でした。待合室で順番を待っていたポコちゃんの容態はみるみる悪化し、ついには息を吸うことが困難な状態に。脂汗をたらしながら救命処置にあたる最中、何度も胸中に立ち現れる「もうダメかな…」という声を…

  ジジくんは十年近く前、散発性の体表腫瘤に対して生検切除術を受けた結果、中等度の悪性度が見込まれる増殖性疾患である旨の診断を受けました。グルココルチコイド剤を軸にした内科治療により再発は抑制可能でしたが、ある…

あんこちゃんは幼い頃からおなかが弱く、入院加療が必要になるほどの消化器障害に見舞われることも少なくありませんでした。 幾多の苦難を乗り越え、立派な成犬に育ったあんこちゃんでしたが、ある時期から尿路のトラブルを繰り返すよう…

ポンタくんは若齢期より再発を繰り返す外耳炎に悩んでいました。 外耳炎になりやすいワンちゃんにとって、最もありきたりで効果的な再発予防法は「正しい方法で継続的に行われる耳の手入れ」なのですが、甘えん坊のポンタくんはそう簡単…

若いマイティー君の手に真っ赤なドーム状のしこりが出現し、飼い主さんが相談にみえた時点での大きさは直径およそ10ミリメートルほど。 この組織球腫様のしこりは自然消退することもあるため、経過を観察したところ、わずか一週間後に…